2度目の訪問は’78年11月5日(日)で,新鶴見機関区が公開になるというので友人のM君と出かけました.構内は結構な人出で賑わっていました.既報のソ80もこのときのものです.

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前回訪問時に構内いたるところでタムロしていた旧型機はすっかり少数派になり,唯一EF15-69が公開されていました.

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代わってEF-65の1000番台PFが多数配置されていました.EF65-1088[新].

6年前とは打って変わり,構内のどこを見てもEF65ばかり.右のEF65-536は基本番台の78を改造してP型としたものですが,新鶴見にいたということは再度Fに使用.

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1000番台と500番台の連結面.台車,ルーバー周りは同様なものの,貫通扉,飾り帯,窓の傾斜の違いなどがわかります.

機関区の庫内では,EF65の台車検査の様子を見学することが出来ました.

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ジャッキアップされて台車を抜かれたEF65-1073.屋根の採光スリットが眩しい.

ジャッキはモーターで直立したねじを回し,フォーク部を上下させる仕掛け.4台を協調して動作させないと,チョット危ない.製造銘板は東洋電機+川崎重工.

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反対側のジャッキアップの様子です.

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整然と並べられた輪軸と軸受け.ジャーナルが光っていましたが,見学通路と反対側はボロ布で養生されています.また,軸受けは専用の馬に載せられ,傷がつかないように配慮.

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中間台車のDT116C.弓状にせり上がったリンク吊り部が特徴.手前にはブレーキロッドと揺れ枕リンクが並べられています.

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定格425kWのMT52主電動機.左が車軸側で,右には釣掛用ノーズヘッドが見えます.ピニオンギアの歯数は18で,ピカピカに光ってました.電線は電機子と界磁用に2セット4本の構成.

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チョットボケてますが,DT115B台車です.ATSの車上子が見えます.

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その他,庫内に居たのもEF65PFばかりで,手前から1079+1089+?.手前にはアントのような移動機械がいますが,燃料タンクにはしっかりJNRマークが記されています.

一方屋外では,DE10-1750のボンネットが開けられており,エンジンルームが見学できるようになっていました.

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説明図とともに展示されているDE10-1750.1500番台のブロックプレート機.奥にはソ80が見えます.

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DML61ZBの様子.白いパイプは右上の過給機(スーパーチャジャー)からシリンダへの吸気管.こうやって見ると,エンジン周りのボンネットは蓋ばかりですね.

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前面にはコンプレッサや油圧モーターが設置されていました.鞍のような形をした放熱ダクトの風道が面白い.

 

 

 

 

 

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構内の地図.手前にカバン置台がありましたが,機関士さんが出区する前に中身の点検に使ったのかな?

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線路脇の食堂にあった食堂.ここでで食事しながら列車を観察できたらさぞかし楽しかったでしょうね.

本稿終わり