ルポ探27.ぐるっと四国 6)サンライズ

 定期的な寝台列車は「サンライズ出雲・瀬戸」だけとなり,「寝台車」や「食堂車」はクルーズ列車のみの贅沢品と化した感があります.今回の四国訪問は「サンライズ瀬戸」に乗車するまたとない機会なので,久々に寝台で往復してきました.

横浜駅

昔の九州特急のような風情は無いものの,やはり長距離列車には独特の雰囲気があります.横浜駅は夜10時半でもまだまだ通勤のお客さんおり,ここに寝台特急が割り込むのは贅沢になってしまいましたかねぇ.

YHM-01

6番線ホームの案内板.「特寝」の標記が光ります.

YHM-02

LED/液晶パネルの普及により,方向幕式のサボもすっかり珍しくなりました.

YHM-03 YHM-04

乗車直後の2階席通路からホームを見下ろす.帰宅を急ぐお客さんが階段を上ってきます(左).2Fのシングルで落ち着いたところです(右).

岡山駅

 早朝6:30に下り列車の分離作業が行われます.4分間の停車時間にホームの売店で朝食を買い込むチャンスですが,選んでいる時間などは無く,とにかく目についたモノを購入.

OKY-01

瀬戸・出雲の分離作業.見学者もたくさん.

坂出駅まで

SetoBridge-1 SetoBridge-1_EF210-8

朝日の照らす瀬戸大橋を渡る.途中,退避中の貨物列車を追い抜いたり,すれ違ったり.EF210-8[岡]がコンテナ貨物を牽いて待機中.

SKD-01

朝の坂出駅を終着高松駅へと向かう「サンライズ瀬戸」.お世話になりました.

高松駅

 帰路,高松駅での様子です.

TKM-07

9番線ホームの案内板に「サンライズ瀬戸」の表示が提示.

入線の様子のビデオです(45秒).

TKM-01

据付け完了時の様子.こちらは東京側.

TKM-06

同じく高松側の様子.機関車牽引時代の機回しポイントも健在.

TKM-02

「東京への入口」という感じで,独特の風情がありますね.

TKM-03 TKM-04

14号車クハネの運転席側から見た階段(左).12号車のノビノビ座席は乗り込んだお客さんのカーテンが続きます(右).

TKM-05 TKM-08

シングルツイン(左)とラウンジの様子(右).往路は外人団体客で込み合っていましたが,帰りは誰もおらず,飲みながら瀬戸大橋をゆっくり堪能.

車内が余りに空いていたので検札時に車掌さんにお話を伺うと,連休や夏休み以外はこのようなものということでした.みどりの窓口に一月前の10時に並んで寝台券を手に入れたものの,何だか拍子抜け.

岡山駅連結作業

いまや併結作業自身が大変珍しくなりました.珍しい作業なのでやはり見学者がいます.1本の列車になってからは,常に「瀬戸」が先頭側.

OKY-02

「サンライズ瀬戸」の後方に「出雲」を連結する作業.幌を手で左右に振って引き出しているところ.

連結作業の動画動画(148秒).

さてこの後,気が付くと名古屋駅.しかも2時間以上抑止され,その後もダラダラ運転が続きました.これはただ事ではないと思っていたところ,前夜,西岡崎-安城駅間で起きた踏切事故の遅れにより前途打切り.6:40頃,豊橋駅で降ろされてしまいました.乗継指定の「こだま」では仕事に遅刻してしまうので,自由席特急券を自費購入してようやく間に合った次第.とんだオチがついた出張となりました.

本シリーズ終わり

次のページ →