金沢駅は北陸新幹線金沢開業を来年に控え,駅舎の準備がほぼ完璧に整っていました.一方で,並行在来線の運行にはかなりの変動が見込まれます.かつては新性能電車と呼ばれた413/15系・455/75系も,521系の進出に伴い今や旧形式となり,やがて姿を消していくでしょう.そこで,これら旧型車が元気に活躍する姿を記録してきました.

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整備された東口広場を駅前高層ビルより見る.左右に広がる白い屋根が新幹線ホーム.その向こうの駐車場は,在来線ホームの屋根上スペース有効利用.

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駅長室近くに置かれているC58の第二動輪(φ1520mm).七尾機関区にいたC58-140のもの.

 さて,金沢駅は主に「サンダーバード;TB(大阪方面)」,「しらさぎ(米原/名古屋方面)」,「はくたか(越後湯沢方面)」で賑わっていますが,今回は413/415,455/75系の現状レポが中心なので,可能な限り編成ごとの写真を撮って来ました,

455/75系

 デッキ付急行形も,ローカル運用に充当されています.製造銘板を観察すると,新車で投入されて以来,北陸の地で活躍した車両がほとんどでした.

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4番線切り欠きホームに進入する七尾線832M.この日は,金サワ白A05編成+青A07編成の6両.【2014年7月24日】

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Tc455-13(金沢寄)
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M474-17
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Mc475-17(富山寄)
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Tc455-19(金沢寄)
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M474-19
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Mc475-19(富山寄)

到着する542M.金サワA22編成+白A15編成.【2014年7月25日】

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Tc455-63(金沢寄)
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M474-49
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Mc475-49(富山寄)
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七尾線の横を入線するTB14.

JR西では2010年頃の転落事故をきっかけに,保護板の無い先頭車同士の連結隙間での転落防止のため,前照灯の常時点灯により注意喚起しています.

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A05+A07編成.デカ目どうしの連結面.
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A15+A22編成.シールドとデカ目.

413/5系

 系列の数字が似通ってますが,413系は急行形の部品を流用した車体新製車.またJR西の415系は,七尾線電化用に113系に交流機器を搭載した800番台です.

851M七尾行,金サワB10編成.ホーム中央部が雪対策の大きな一体屋根で覆われ,写真を撮るにはチョット暗くて難儀.【2014年7月23日】

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Tc412-10(金沢寄)
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M412-10
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Mc413-10(富山寄)
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回送待ちのTB87号と851M.

C08編成は「UFOのまち羽咋号」のラッピング車です.全車,集中クーラー.七尾線837M.【2014年7月25日】

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Tc415-806(金沢寄)
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M414-806
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Mc415-806(富山寄)
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北陸本線に転線してゆく837M

C09編成の524Mが1番線に到着後,富山方へ引き上げられるところ.この編成も全車集中クーラーで,赤は輪島塗にちなんでの塗色.【2014年7月25日】

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Mc415-809(富山寄)
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Tc415-809+M414-809(金沢寄)

クローズアップ

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Tc455-63の助士席側.赤緑フライキや天井から貫通した信号炎管など,懐かしい備品が見えます.
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Tc455-13の製造銘板.松任工場で改造されているものの,昭和42年以来46年間北陸でお勤め.ご苦労様.
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TC455-58のヘッドライトとタイフォン.丸型のカバータイプ.
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対面のMc475-49のヘッドライト.タイフォンは二つ折りの蓋が開くタイプ.
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金沢駅1番線に到着する526M.Tc455-13+M474-17+Mc475-17の金サワA05編成.

さすがに40年近くたった鋼製車は近くで見るとそれなりに劣化しており,外観,室内接客設備とも521系などの明るさにはかなわず,いずれ淘汰は必定でしょう.地味ですが重要なローカル運用を着実にこなして,最後までがんばってほしいですね.

5)福井鉄道 に続く