ルポ探11.北陸 2)高岡駅

 高岡駅は氷見線,城端線,万葉線などの基点で,以前から是非とも訪問してみたい場所でした.今回は列車に乗る時間がとれず,駅周辺のみの短時間調査となりましたが,構内で見られた車両を中心にルポします.【撮影日:2014年7月22日】

高岡運転派出

 1番線ホームの端からは,富山地域鉄道部・高岡派出を観察することができます.ここは城端線,氷見線共用のキハ47+40の牙城です.朝晩の通勤時間帯は結構な混雑となるということで,古いながらも大型の車体を生かしてまだまだ元気に活躍してました.

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ホームから高岡派出を望む.右側のシェッド奥にはDE10の姿も見えます.

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奥側からキハ40-2083+キハ47-140+キハ47-42(氷見市ラッピング)+キハ47-1091の4連.最近は全検時に朱色一色に戻される車両が増えているらしく,高岡色がどうなるのか動向が気になります.

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キハ47-42のサイドビュー.漁港と氷見ブリでPR.運転台右下には「ひみぼうずくん」がいるはずですが,残念ながら見えません.

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こちらは「ハットリ君」ラッピング車のキハ40-2137.庫内から半身を出して留まっていました.

城端線

 北陸新幹線と新高岡駅で接続予定がありますが,現在はDCと貨物列車の走る路線です.新幹線完成に備え,車両の入替え・増発等が期待されるところです.

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この日の341Dは首都圏色2両.キハ47-1092+25でした.国鉄時代はごく普通に見られたスタンダードなDCの姿も,貴重品になりつつあります.

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後部はトイレ付の基本番台.黒い幌枠が無いので,表情が異なって見えます.

 城端線では,ひとつ先の二塚駅から中越パルプ㈱二塚工場(生産本部二塚製造部)まで貨物線が伸びており,新聞用ロール紙運搬のコンテナ列車が運行されています.

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側線に停車していたコキが,城端線に向かうところです.富山貨物駅-二塚駅の直行便で,1日2往復.以前はこの駅で機関車付替が行われていましたが,現在は全ルートDE10の牽引.

氷見線

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7番線に停車中の氷見線541D.手前からキハ47-1134+キハ47-27(南砺市ラッピング車).

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久々に見るキハ47の運転台クローズアップ.テールライトの位置が高いのが40系の特徴ですね.筆者の年代では,ローカルDCというとクリーム/朱の塗り分けに馴染みがあったので,初めて朱5号(首都圏色)一色の塗装を見たときは,中央線101系みたいなDCで何か変だなと違和感がありました.その後,様々の地域色が出回るにつれ,この色(タラコ色)もかえって国鉄時代を偲ばせますね.

 

 

 

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出発してゆく氷見行541D.キハ47-27は五箇山・合掌造りのラッピングで南砺市をアピールしてました.

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交流区間の架線が建て込む下を,氷見線へと渡って行く541D.

北陸本線車両

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富山以西は521系など,新車が多数投入され,糸魚川で見た413/415系とは様相が異なり,JR西日本の線区による車両投資スタンスの違いが良く分かりました.G18編成の452Mが6番線へ到着するところ.

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氷見線のすぐ横を富山へと発車してゆく521系G28編成457M.

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4番線に到着した北越6号1056M.485系3000番台,JR東・新ニイのR21編成.これも新幹線開業後の去就が気になります.

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日本海縦貫貨物では今や古豪のEF81-718[富].運行記録装置の無い元番+600です.鉄道に関する技術上の基準を定める省令82条の2に応じた措置ですが,経過期限が平成28年6月30日と定められているので,それまでの命でしょう.機関車にも投資効率(寿命/費用効果)が厳しく適用されるようになってきましたね.

おまけメカ

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高岡派出近辺では以下のようなYS型転轍機レバーが多数設置されていました.錘垂式と異なり,線路間に設置されたクランクボックス機構によりスプリングポイントのような動きを実現したもので,ポイントを割り出してもトングレールが壊れません.ただスプリングポイントとは異なり,割り出された方向を保持するのが特徴で,留置線や車庫で多く設置されています.

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一度は乗ってみたい保線用の自転車.中線末端に置かれていました.

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城端線横の側線には4両編成が一気に給油できるよう,軽油ポンプが4台設置されていました.こういう設備もDC発着駅ならではのモノでしょう.

本稿の参考HP

・割り出し可能な転てつ器
・鉄道に関する技術上の基準を定める省令

3)万葉線 に続く

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