11/30日から相鉄とJR埼京線の相互乗入が始まったので,早速探訪してみました.初日は土曜日なので,どこも初乗りの人々で大混雑.
海老名駅
目下改良工事中で,ホーム横に柱の土台が立ち始めました.駅上に商業施設や保育所等を作り,改札口も増えるようです.工事に伴い,停車位置が30mほど横浜寄りにずれています.

折返し11:23分の新宿行,宮ハエ125編成クハE233-7025が到着.海老名で埼京線用のE233-7000を見るのは違和感がありますが,千代田線乗入のE233-2000は小田急側でたまに見ますね.そのうち2ショットを撮ってみたいものです.

折返し新宿行各停の12000系の到着.E233と同じ裾絞りタイプですが,東急乗入用は車幅が狭く側板がストレートな20000系.同系列でも乗入先の車両限界が違うので,2車種用意しなければいけないのが辛いところ.
さて新宿行の特急に乗車してみましたが,西谷駅を出るとほぼ地下鉄状態となり,羽沢横浜国大で少々の明り区間を通ってまた地下区間.次の明り区間は鶴見駅の南側で,海側の貨物線から旧新鶴見操車場を通って,武蔵小杉に到着します.この間,結構長いので,鶴見駅ができても良さそうです.
武蔵小杉駅
ホーム横をすり抜ける新幹線や,成田EXP,湘南新宿ライン,コンテナ貨物などが行き交い,油断をしている暇がありません.
羽沢横浜国大駅
すぐ横はJR貨物の羽沢駅.駅は地下ですが,小杉方面は明り区間に近いです.
新ルート開業で乗客の動向が心配な小田急は,海老名駅の階段囲いに大きな看板を掲示して牽制しています.
ただ相鉄/JR経由で新宿までは¥834(IC;相鉄¥313+JR¥561)で勝負にならず,時間も1時間弱なので,小田急の優位性は変わらないでしょう.何より埼京線はグリーン車がないので長距離は辛く,ロマンスカーに分がありますね.このあたり,埼京線がグリーン車や川越行の観光車両を導入するかがカギでしょう.2年後には東横線にも乗り入れるので,今後の展開が楽しみです.
本稿終わり