奥多摩の記録 1)1974年 春

 奥多摩は3~4回訪問していますが,鍾乳洞見物や小河内ダムへの廃線跡探訪が目的だったこともあり,車両を積極的に写した覚えがありません.ED16牽引の貨物列車や73系,101系の電車が,東海道線や横浜線,南武線の列車を見慣れ目からすると,面白みがなかったのでしょうが,毎度のことながらもったいないことをしました.
 最初に訪問したのは1974(昭和49)年の5月6日の連休最終日でした,新緑あふれる多摩川沿いを鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで歩きながら,青梅線の電車を撮影しました.なぜ撮影ガイドも無い時代に土地勘が無かった鳩ノ巣駅で降りたのか覚えていないのですが,終点に近く,緑の渓谷美が絵になると思ったのでしょう.実際,新緑がきれいだったことは,強烈な印象として未だに残っています.

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都交通局の白丸ダム付近から,白丸集落を見たところ.ダムが湛えた緑色の水と新緑が,アルプス地方のように綺麗でした.山腹を縫うコンクリート橋の様子が,右手中央に小さく見えます.白丸ダムで「東京都交通局」の看板を見たときは,多摩川の水で都営地下鉄が動いてるんだと感動しました.

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空返石灰石ホキ列車の先頭に立つED16-5[立].東海道線のEF10,12,13を見慣れた目からすると,D型機の短さが新鮮でした.白丸駅青梅寄りにて.

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同じ場所で撮った奥多摩行のクハ79[西トタ].奥多摩行は,ほぼ30分に1本で,間に貨物列車が走るダイヤでした.

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白丸駅を奥多摩へと向かう,ED16-4[立]牽引,赤ホキ2500の空返列車.「便所」の青色ホーロー看板も懐かしい.

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先ほどのクハ79が立川行となり,戻っていきました.白丸駅付近(奥多摩寄り)にて.

 奥多摩では駅前で昼食をとりましたが,この時は鍾乳洞へ向かう予定がなかったため,駅周辺で写真を撮ると,即引き返してきたようです.

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奥多摩工業のベルトコンベアの威容.

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小河内ダムへと続く,東京都水道局小河内線(水根貨物線)の遺構.第2氷川トンネルの入口だったかな?

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石灰石満載の赤ホキ横で出番を待つ,101系特別快速「おくたま」.運行番号が87Hになってるので「おくたま2号」987Hでしょう.折り返し「おくたま2号」1682Hになるまで,側線でしばし休憩.103系に比べると運転台窓の上下が大きいため,何となく優しい顔つき.ホキ2518には「西;東京西鉄道管理局」奥多摩駅常備の標記.奥多摩駅にて.

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赤ホキ列車の先頭に立つED16-4[立].休憩時間中に,キャッチボールをしている職員さんの姿が見えるのどかな光景.

奥多摩の記録 2)’81 に続く

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