名鉄岐阜駅に車止を調査しに行った途上,笠松駅の構内で軽トラ改造のモータカーを見かけました.気になったので帰り際に写真を撮っておいたのですが,この車両,Wikiにも出ている有名な珍車であることを知りました.種車は三菱ミニキャブの4WD車で,ヘッドライトの形状から判断すると,1996年1月~1999年1月製の5代目後期型と考えられます.西部土木管理部の所属と名鉄ロゴがしっかりと標記されています.下車して反対側からも撮影すればよかったのですが,他の撮影予定が迫っており,車内とホームからの撮影のみで横着をしてしまいました(2010.9.26撮影).
軽トラ自身のスペックは657cc/38PS,質量650-790kgと軽量なので,牽引能力はあまり大きくないと思われます.AT/マニュアルの種別は分かりませんが,是非一度,運転してみたいものです(どこかのレールパークで走らせてくれないかなぁ).また模型化の題材としても,実に楽しそうです.名鉄にはウニモグも居るとのことで,現在でもモーターカーに軽トラを積極的に応用しようというのは,世界に冠たる車の生産地ならではの得意技!
(おわり)