惜鉄断章14.’98年欧州再訪

 1998年の真冬にイタリアとスペインを仕事で訪問しました.学生時代と異なり仕事優先で,駅でスナップが関の山.というわけで断章で掲載します.アリタリア航空で成田から出かけると,偏西風が強くガス欠になりそうとのことで,ウィーンに緊急着陸となりました.市内観光でも出来るかと期待しましたが,乗客は機内にカンヅメで,ローマには半日遅れの深夜着!

テルミニ駅

前回の訪問(→元記事はこちら)のあとで新規導入された車両も居ましたが,塗色変更された車両が多く見られました.

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丸っこくてカメ(Tarrarga)ロゴがトレードマークだったE444は,'89年から角張ったE444Rに更新され,別形式のように変貌(左:E444R-009).灰色に緑の横縞だったE646も塗り替えられていました(右:E646-179)が,2009年に廃車.

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尾灯点灯で後退モードのE646-101と気動車のALn663-1104(右).83~95年フィアット製で170kW(231PS)x2,120km/hなので,ほぼキハ181(500PS)相当.

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前回はお目にかかれなかったE402-028.フォルムと色使いが流石イタリアですねぇ.三相誘導電動機,B-B,6000kW,220km/h.1994-6年製ですが,早々と2019に廃車となって勿体ない.

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ワニ(Caimano)のワンポイントが付いていたE656は相変わらずの塗分けでしたが,トラ塗装の下部スカート(スノープロー?)が増設されていました(E656-493).正面塗装もボロボロで,かなりかわいそうな状態.

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テルミニ駅横での市電.2連の9000形のような顔ですが,半切したような姿で何とも不思議.800形の後継の11000(4両)でしょうか.後ろは7000形のようにみえます.

さて,仕事先はローマとちょうど反対側のアドリア海沿い,ペスカーラ近郊.朝早くに急行に乗り込み,登山鉄道並みの急勾配で3時間半の山越えです.途中所々,桜のような花が咲いていましたが,アーモンドということでした.

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地方線用DCのALn668,ラッピング車と思われます.山線用の3000番台か.途中駅のスルモナにて.

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帰路のフィウミチーノ空港にて,ALe801/015.塗色は相変わらずでしたが,窓柱部に落書きが.

バルセロナ

 せっかくスペインまで行ったのに,ロクに駅レポの暇もなし.サンツ駅でのスナップが,たった2枚あるのみです.

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RENFE,空港行の446系の056M編成,3扉セミクロスのMcTMcの3連,300kWx8軸=2400kW/編成,100km/hで電機子チョッパ.バルセロナには1991年から導入で,赤/白のセルカニアス (通勤列車)塗色.線路幅が1668mmで超広軌.

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RENFE,440系の051M編成,McTTcの3連,3扉セミクロス,290kWx4軸=1160kW/編成,140km/h,1975年~導入で,電装品はナント三菱電機製.

帰りは順風でしたのでフライト時間が短かったのですが,途中ミラノまでは国内線扱いで隣に神父さんが乗ってきました.降機の際,祝福してくれたので.ご加護のおかげで無事帰国と相成りました.

本稿終わり

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