今回は車での探訪だったので,近隣駅も順繰りに訪問してみました.新東名の遠州森町スマートICを降りると,直近駅は遠江一宮駅です.駅前まで行くとなにやらイベントの最中で取り込み中の様子でしたので,ここはパスして次の敷地駅へと向かいました.

敷地駅

 南側に第二東名高架がありますが,非電化ローカル線の雰囲気が良く保たれており,初めて来たのに懐かしい感じがしました.

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棒線構造の敷地駅.ホームには,「ころ柿の里・しきじ」のオブジェ付き看板がありました.掛川基点20kmのキロポストも.

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反対側(掛川方面)には新東名の高架が迫りますが,建物が少ないので圧迫感はありません.

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掛川行146レのTH2112.

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新東名の高架下を抜けて,ススキの広がる線路を走り去っていきました.

豊岡駅

 次の豊岡駅は磐田市ですが,元々は豊岡村.駅舎は商工会議所の併設となっており,新しい雰囲気でした.

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駅名柱の後方がちょっとした中庭で,ここを通り抜けて改札に向かいます.

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二俣方面の眺め.Y字分岐で有効長の長い線路です.

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掛川側の眺め.駅を出ると左カーブして踏切になります.2灯式の信号機が珍しい.

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下りホームの待合室.レイアウトセクションに使えそうですね.

 次の上野部駅は天浜線で一番乗客数の少ない駅で,5人/日ということです.駅まで車で行こうとしましたが,県道からは狭隘な路地以外にアクセス道路がありません.反対側から接近を試みるも,踏切にバリアが設けられ車が通行できないようになっており,やむなく250mほどバックして,ようやく抜け出すことが出来ました.というわけで,ここもパスしましたが,あとでグーグルマップで調べてみて,そのアクセス難を納得した次第.本当に近隣の方々しか利用しない,private駅なのでしょう.ある意味羨ましいですね.

浜名湖佐久米駅

 さて,天浜線には浜名湖のユリカモメとDCが競演する浜名湖佐久米(はまなこさくめ)駅があります.二俣駅からは25kmほど離れていますが,これは逃す手はないということで,夕闇が迫らないうちに高速道路経由で訪問してみました.

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到着間際に踏切の警報音が聞こえたので,マズイと思いながら車を泊めると,非情にも発車の汽笛(AW-2)が!大急ぎでホームに駆け上がりました.

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パンの耳を求めてユリカモメが群れ飛ぶ中,新所原に向かう331レのTH2106.左の高架は,東名高速です.見学のお客さんに喫茶店カトレアのご主人がユリカモメの解説をしていました.

もっとゆっくりDCとユリカモメとの競演を観察したかったのですが,何はともあれ沿線名物を見られたということで良しとしましょう.

4)西鹿島駅のトロ跡 に続く