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庭トロ建設記 5)線路完成まで

カテゴリー: 模型, 鉄道

タイルの敷きこみ

南部直線は,"庭の歩道内に目立たないよう設置"という建設許可条件を満たす必要があります.一般的なガーデニング歩道材としてはレンガが良く使われますが,当家の外壁色に対して赤みが強いのと,材料に厚みがあって路盤工事との整合性が良くない,等々の理由で今回はボツとなりました.何よりもレール内に路面電車の軌道敷石のように敷き詰めなければならず,材料の厚みがレール高さの15mm+2mm程度に抑えなければなりません.そこで建物外壁用のタイルで適当な寸法のものをネット上で探し当て,アウトレット品56枚入x4箱(約3.5平米分)を購入しました.


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タイル敷きこみのパターン図.レールに沿って長手方向にほぼ250mmピッチ(4枚/m)で千鳥配置します,レール内側のタイルは幅を10mmカットして対応しました.

レール内側はフランジの当たりや目地を考えると,どうしても幅を10mm切り詰めないと敷きこむことが出来ません.やむなく所要量の一箱分56枚について,初回出のダイヤモンドカッターで切りました.これが実に面倒な作業で,1枚切るのに3~4分かかります.ケガキ線のみではどうしてもブレるので,ディスクグラインダーを沿わせる治具を作って切断しましたが,騒音や粉塵がかなり発生し,とにかく早く終わらせたい仕事でした.

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カーブ部分にタイルを貼っている様子です.タイルにモルタルを薄く塗りつけては路盤に載せ,プラハンマーで調整してゆく地道な作業.個々の水平位置,向き,高さの3D的調整と,全体の平面度や幾何的並びのバランスを取るのがなかなか大変です.

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タイル貼りこみがほぼ終了した様子です.流し部分は既存材料を再利用してタイル不足分を調整しました.カーブ外側レールに沿わせるタイルはテスト走行でフランジが当たったので,R状に追加カットしています.

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南部直線の貼り込み作業が終わったところ.ようやく庭トロらしくなってきました.

最後にタイル間およびタイル・型枠間に目地を詰めますが,これは通常のレンガやタイルの目地作業と同様に,モルタルを塗りこんでは濡れスポンジで拭き取る方法で行いました.

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目地を塗りこみ中の南部直線.表面がモルタルで汚れていますが,この後,濡れスポンジで綺麗に拭き取ります.レール内側に目地棒を沿わせ,フランジ通過部を確保してあるのは従前通りです.

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目地入れ終了後,一部の路盤側面の補修を行っているところで,建設の最終段階です.

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南部直線・歩道が完成した状態です.型枠をはずした部分は砂で埋め込みましたが,芝が伸びれば目立たなくなるでしょう.直線・曲線接続部は排水溝としてあえて砂利溝で分離してあります.レール目地の所々にコンクリートドリルで穴を開け,排水溝としています.

線路の付属物

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流し近辺は最後まで残った場所ですが,空きエリアに1982年発行の横浜市営地下鉄10周年記念切符(タイル製)を埋め込みました.切符アルバムには貼れず保管場所に困っていたこともあり,タイルとして本来の使い方です.マンホールは延長用プラ成型品を短縮加工して嵌め込み,施工前より3cmほど高くしてあります.

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西部終端の車止めの様子.反射テープとカッティングシートをアルミ板に貼り付け,車止標識としました.レール上にはフランジが直接コンクリに当らないように,ゴムクッションを設置.

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線路脇に設置した勾配標と曲線標.角材,プラ板,テプラで製作

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現在の南部直線の様子です.庭トロとしての路盤土木工事は一応完了で,トロッコ路線としてのインフラが整った状態になりました.

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こちららは西部直線とカーブです.独立回転車輪の台車を履かせた短トロを置いて様子見中.

材料所要量としてはおおよそ以下の通りで,総額としては¥4万円程度で,そう大きくはなりませんでした.

品  目  等 所要量・仕様等 参考価格
セメント(砂入り) 20kg×15袋 ¥1万円程度
砕石(再利用分あり) 20kg×8袋 ¥2千円程度
外壁用タイル 56枚x4箱(3.4平米分) ¥1万円程度(送料別)
レール(再利用分あり),枕木 30m分,t5xw30x2m定尺 ¥1.5万円程度
その他 コンパネ,ベニヤ,杭など ¥2千円程度

工事の実態が土木作業なので,かなりの労力が必要なのと(特にセメントの混練),土面を相手に長時間しゃがんだ姿勢で作業を行うので,足腰がかなり痛くなりました.このおかげで,工事を行った夜は実に良く眠れました.工期は週末のみで,3ヶ月といったところです.以上,庭トロの建設記でした.

さて,これからこの線路にどのような車両を走らせるか,目下思案の毎日です.

(本記事おわり)

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