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庭トロ建設記 2)西部直線1

カテゴリー: 模型, 鉄道

レンガへのレール埋め込み

 西部直線には,10年前に製作したレンガ階段+タタキ部があります.ここにレールを上手く埋め込めないと,庭トロ計画すべてがオジャンになります.そこで埋め込み用の溝加工から始め,ここから奥側を工法の検討や材料の所要量を見積もるための,パイロット線として作ることにしました(約4.5m).レンガの溝入れは木工のようにルーターでというわけにも行かず,一定の深さでどうやって溝加工が出来るか,いろいろと考えました.結局,レール幅+αでケガキ線を入れ,ここをディスクグラインダーにより両側溝入れ加工し,中央部はタガネでハツっては底をグラインダーで仕上げるという荒っぽい加工法しかないだろうということに落ち着き,石材切断用のダイヤモンドブレード(¥12,000)を購入しました.少々値が張りましたが,後のタイル切断でも大変役に立ちました.

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レンガに溝入れ加工を行ったところ.W25xD15mmが加工寸法ですが,硬いレンガ相手なのと,後のレール埋め込み時にモルタルで調整可能なので,アバウトでOK.騒音と粉塵を伴うので,イアーマフとマスクは必需品.近所迷惑にならないよう,休日の真昼間に短時間で集中的に施工.

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加工した溝にアルミ軌框を入れて納まりを見ているところ.レンガ部分はモルタルで固定するので,ここには枕木はありません.奥の部分と一体で水平を出した後,レンガ部分のレールをモルタルで固定してしまいます.狭くてモルタルが入りにくいので,セメント粉を刷毛で撫でるようにして詰め込んでからジョロで散水という工程を2回,最後にモルタルを詰め込むというガーデニング手法を応用した手間のかかる作業.

路盤工事は,既存の敷石と砂利を撤去した後,コンパネで型枠を作り,この中に砕石を厚さ20-30mm敷き詰め,大き目の木槌で叩いて締め固めました.この上に軌框を置き,レールの高さを調整していきます.この水平出しと型枠の正確な設置が,庭トロ建設の技術的難関です.

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予め水盛りしたレベルを目地棒杭にマークし,レール上に渡した短レール下部がマークに合うよう,枕木下にレンガ片や砕石を詰め込み高さ調整.軌框の位置や左右の水平は,水準器を睨めながらプラハンマーで軽く叩いて調整.さらに通り狂い(レールの直線性)も,遠くから眺めては確認・調整.1箇所を調整しても全体が狂うので,何度か繰り返す根気の要る作業です.

モルタルの打設

 レールの調整が終わったら,位置ずれしないようにモルタルで固定していきます.貼り込み作業によってレールをずらさないよう,細心の注意が必要です.

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形枠内に砂利を敷き,位置決めしたレールに手前からモルタルを貼って軌框を固定してるところ.ここでは砂利と枕木を固定することが目的なので,枕木が隠れる程度に貼っていきます.ここでは砂利コンを使ってみましたが,モルタル(セメント+砂)のほうが作業性が良いです.

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奥までモルタルを貼って,いったん固定.レールは継目板とねじで締結する本物と同様の方法です.

次にレールの高さまでモルタルを貼りますが,内側のフランジ部分を空けておく必要があるので,t=8mmの発泡目地棒をレールの内側に沿わせます.所々に太目の目地棒を渡し,ずれないように固定しておきます.

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レール内側に上面を合わせて目地棒を設置.太目の目地棒を両側の目地棒間に押し込んで固定します.固定用の目地棒跡は後で埋めますが,一部は排水溝として残します.

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タイル部から奥側のモルタルを張り終えたところ.ここまでで,砕石2袋,セメント20kgを3袋(砕石入りx1,砂入りx2)といったところです.

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目地棒を撤去して台車を転がし,走行状態をチェックしてるところ.奥にはステン金具で車止も設置しました.さすがに緩衝式にするにはチョットしんどい.ここまで約3週間の工程.

パイロット部が完成し,凡その作業工程や要領も分かったので,引き続き西側部分の建設を続けました.

2)西側直線2 に続く

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