早朝に岡山に到着しましたが,仕事は午後からなので倉敷まで足を延ばし,水島臨海鉄道を訪問してみました.ここは工業地帯への旅客輸送も行っているところが,貨物専業の神奈川臨海や京葉臨海と異なるところです.

倉敷駅

約半世紀前の修学旅行で「美観地区」を訪問して以来,実に久々です.駅も観光地らしく綺麗に整備されていました.

JR西・倉敷駅南口の様子.白壁に黒格子の窓がスッキリした印象.左奥に水島臨海鉄道の「倉敷市」駅があります.

水島臨海・倉敷市駅の改札口.ステンパイプ細工の改札ラッチが懐かしい雰囲気.当然,交通系カードは未対応.

倉敷市駅の車止.砂利盛+コンクリ制走堤のエコノミー構造.

倉敷市駅に到着した6レ.通勤路線らしく大勢のお客さんが降車します.折返し7レとなるので,手前には整列乗車の列も.

乗務員さんが打合せ中の折返し7レ,MRT302号.新潟鉄工DC(NDC)ですが,通勤路線らしくシリーズ最長の21.3mと大形!白と水色帯の標準塗装.

7レ先頭はMRT303号で,朱と紺の50周年記念塗装.

三菱自工前まで

駅を出ると山陽本線沿いにしばらく走った後,野球場を超えたあたりから高架になり,ゆっくりと南下して行きます.

この日の乗り合わせた列車はたまたま教習/試験中だったようで,若い運転士さんが指導者の指示を受けつつ運転してました.速度計に白いプラ蓋(四角いモノ)を被せられ,体感で40km/hまで加速中.

水島駅に着くと港東線に向かうコンテナ列車が側線に待機.ロコは最新のDD200-601でした.車中より撮影.

客扱いの終点,三菱自工前に到着した7レ.折返し12レになります.ホームは棒線構造の単純なもの.

302-303の連結部です.電連などは無く,ジャンパ栓1本とブレーキ管のみの単純な構成.

302の標記.銘板は相鉄のように側面に付いてます.同形式なのに303より自重が0.1t軽いです.

倉敷貨物ターミナル

三菱自工前駅から倉敷貨物ターミナル駅までは,工場地帯の直線道路を約1km歩きます.歩道は露に濡れた草が生い茂っており通れず,先行者にならって路駐トラックをかわしながら車道を歩きました.

自工前踏切から倉敷貨物ターミナルを望む.ターミナルは約1km先にあり,右側の産業道路をひたすら歩きます.

ようやくたどり着いた倉敷貨物ターミナル.DC/DLが朝日を浴びています.左からキハ37-101+102,205(廃車済;キハ20-321),キハ30-98(部品取り用),DD501,MRT305.貨物ターミナルを名乗ってますが,大部分の貨物は東水島駅扱いのようで,コンテナはあるもののコキはいない状態.

久留里線由来のキハ37-101は清掃作業中.国鉄時代でも全5両しか製造されなかったのに,JR東分の3両が水島臨海に集結.

元キハ20-321(四コチ)の205号.5年前に廃車済とはいえ,綺麗な状態が保たれています.

キハ20の後方には,部品取り車のキハ30-98がおり,久留里線の前サボが昔を物語っています.センターは日立製のDD501(’68年2月製),MRT305は「ひまわり号」ラッピング車.

さらに先に進むとキハ30-100とDE701(DE11コンパチ)がいました.キハ30は綺麗に整備されていますが,DEは塗装が色あせておりちょっと心配な状態.工場の屋根には特徴ある曲げダクトが3本.

工場横に居たDD506.501と同形式ですがこちらの方が早生まれ(’66年8月製).キャブが若干センターからずれており,台車の形が貨車用TR41に似てます.

DD506の2エンド左側の様子.やはり錆が心配か.

DD506の右側.シェッド越しにDD501とMRT305が見えます.

本線の最後はJFE工場への引込線になっています.ただし門の直後でレールはブツ切り撤去済.踏切名の「川鉄前」が会社の経歴を物語ってますね.

同じ道を三菱自工前駅へと引き換えしました.途中踏切が鳴り出し,ターミナルから自工前駅へと回送列車(14レ;MRT306ひまわり塗装)がやってきました.以下その動画です(25秒).

さて気が付くと先ほどの列車で倉敷へ戻るはずが,撮影に気を取られて乗り損ね,次は50分後です.待っていてもつまらないので,分岐のある水島駅まで線路沿いに歩きましした.

水島駅周辺

国道430号線上に架かるコンクリート高架です.右がターミナル方面の本線,左が東水島駅への港東線.

水島駅から見た分岐の様子.右が本線,左が港東線で,下に大きな道路があるとは全く分かりません.右側の側線は,往きに貨物列車が停まっていたところ.

次の列車が来るまではまだ時間が有ったので先の駅へと歩きましたが,これが大失敗!高架からディーゼルエンジン音が聞こえると思い見上げると,DD200がコンテナ列車を据付け,引返すところでした.水島駅のホームに居れば一部始終を観察できたのに残念!

一つ先の常盤駅から見た水島駅.先ほど居なかったコキが据付けられていました.

臨海鉄道の雰囲気は本牧と同様でしたが,水島臨海鉄道は乗車して線路が観察で来るので,一味違った体験でした.

3)津山 に続く