バンクーバー港に臨むウォーターフロント地区には博覧会第2会場があり,全周映画3Dmaxを見に行きました.会場は大きな客船ターミナルやコンベンションセンターと一体的に構成され,周辺にはCanadian Pacific(CP)のヤードもあって,期せずしてアメリカ型DLを撮影することが出来ました.

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客船ターミナルとコンベンションセンターなどが一体となったCanada Place(右上).対岸のノースバンクーバーとの間がバンクーバー港で,大型客船も見えます.手前にはCPヤードが展開し,手前をスカイトレインが走り抜けます.

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航送用桟橋と貨車用のフェリーを見かけてびっくり.おりしも青函連絡船廃止の2年前だったので遊休設備かと思いましたが,別の日に行くと積み込み作業が行われていました.しかし対岸へは鉄道橋があるし,どこ行きなんでしょうかねぇ?

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ヤードから出てきたCPの貨物列車.GP7の3連,8677+8686+8665.

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機関助士さんも愛想がよく,写真を撮ってるファンを見かけると手を振ってくれました.

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このころは未だフラッシングデバイスではなく,CPの黄色いカブースが最後尾に連結されていました.

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ウォーターフロント駅付近のヤードに駐泊中の1210(SW1200RSR:SW1200RSの更新版)+8113(SW120RS).横をスカイトレインが駆け抜けます.

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給油所+詰所がありました.2本煙突がチャームポイントですが,模型みたいに見えますね.

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1208(SW1200)がコンテナを牽き出してきました.構内掛や機関士さんが写っていないと,やはり模型の写真のようです.

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駐泊中の僚機の横を進んでいきます.

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新しく整備されたヤードのようで,バラストがきれいでした.行きかうスカイトレインと相まって,都会のシーナリーセクション風.

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今度はバックで別の列車を牽き出してきました.白黒ゼブラで,正面側と印象が異なります.

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小さい体で良く動き回ってました.600馬力なのでDE10の約半分のパワー.

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1207の単機がスカイトレイン沿いの線路を通過.

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ヤードの様子です.コンテナ,ピギーバック,ホッパ車,ボックスカーなど雑多な貨車ですが,すべてがアメリカサイズでバカでかい.

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Canada Placeを望むヤード入口.ポイントの矢羽標識は,緑と黄色.

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政府所有の小麦用ホッパ車.ホキ2200のような丸いタンク部が特徴的で,穂の絵があるのでわかりやすい.

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CPのワキ.扉のスライド式施錠システムがなんともゴツイ.巨大な車体に比べて,台車が華奢に見えます.

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やたらに長いコキと,向こう側はCPのワキ.

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これはチキの車端面.自連が下作用であることを除けば,ブレーキ配管など国鉄の貨車とあまり変わりません.左にはピギー用トレーラが居ました.

アメリカ型のDLを初めて見たのがカナダ,という変則体験でしたが,HSST乗車以外にいろいろと勉強になる旅でした.

おまけ

’94年6月に新婚旅行で再訪問しました.客船+SLクルーズや,観光列車であるRocky Mounteneerに乗車する機会を得ました.

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バンクーバー北方のスコーミッシュまでSLツアーが出ていました.牽引機は巨大な2C2ハドソンの2860.煙が少なかったので,オイル焚きだったのでしょう.現在は博物館で動態保存中とか.スコーミッシュで機関車の付け替えを行っているところ.1994.6.22

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Rocky Mounteneerの牽引機.機関車,客車ともツアー会社の所有で,ビッグホーンシープがラッピングされていました.GE製B36-7の7498で,後部屋根に張り出した冷却ファンが特徴的.車掌さんが大声で「All abord!」と,宣伝通り出発合図してました.中途宿泊地のカムループスにて.1994.6.24

本稿終わり