私鉄ではすっかり少なくなってしまった転轍標識(俗称;矢羽根信号機)ですが,小田急では側線の脱線転轍機で健在なところがあります.なかでも梅ヶ丘駅の上り線は,駅ホーム内に脱線転轍機があるため,動きを身近で観察することが可能です.緩行線が急行線に合流する部分であるため,かなりの頻度で切換が行われていました.
転換の様子の動画(20秒).
矢羽根が回転する様子を身近で見られて面白いのですが,これも下北沢駅の地下化が完了するまでのこと.2017年に運用開始予定ということなので,あと2年程度でしょう.
おまけ
経堂駅の新宿より側線にRawie製らしい緩衝式車止めが見えるのですが,いつも留置車両に邪魔されて,なかなか写真を撮ることが出来ませんでした.今回やっとRawieのロゴを確認することが出来ました.
【撮影日:2015年1月31日】
(おわり)