昨今のコロナ騒動で取材に出られず,在宅時間がタップリあるようになりました.カビネガを時間にまかせて修復したので順次掲載します.
’70年代東京口の東海道線にはEF58に牽かれた客車列車がよく走っていました.定期では「高千穂・桜島」と荷物列車でしたが,南シナのスロ81「お座敷列車」や宗教団体の貸切列車いわゆる「宗教臨」などもよく見かけましたね.

上り「高千穂・桜島」を牽引するEF58-27[浜].次位はナハフ10/11でしょう.前日の14:33に西鹿児島を出て東京16:10着,1493.6km/25時間37分の旅!ケツが痛くなりそうです.横浜駅7番線の東横線ガード下での撮影で,背景は建設中の相鉄ホームとジョイナス.1972.7.20.

12系宗教臨を牽引するEF58-88[東].深い庇とスノープローが特徴で遠目にもすぐソレとわかりました.上越線でも使われたのか高崎区と頻繁に所属が変わっていたようです.背景は上記写真から1年たち,ジョイナスは躯体工事が完了,東海道線ホームも仕上げが行われているところ.横浜駅7番線.1973.4.1.

EF58-123[東]がお座敷列車を牽いてきました.123はゴロがいいので合えるとラッキーという気分.ホームから車内を眺めると畳敷きの座席がとても珍しく,また車両名の色付サボが挿してあるのも豪華に見えました.1973.4.1.