レンタカーの返却時間が迫っていたため,宇和島以降は予讃線沿いの高速道路をひた走り,すっかり手抜きになってしまいました.帰りの「サンライズ瀬戸」に乗車するまでの待ち時間,ホームでのショットです.
坂出駅
黄昏時の坂出駅北口(左).この日の夕日は特にきれいでした.駅前には大きなイオンがあり,夜食+酒を買い込むのに重宝です.
瀬戸大橋のデルタ線を抜け,夕闇迫るホームにやってきたEF210-7[岡].空コキが多い割には,タンクコンテナの割合が多いようでした.
とさでんに続き,やはり四国はアンパンマンの本場.8000系S3編成の8203が先頭の「いしづち21」が到着.
反対側はボンネットの8503.子供がいたら絶対喜びますね.
高松駅
高松駅に前回来たのは高校の修学旅行で,はるか45年前の昭和50(1975)年9月26日.当時は当然,瀬戸大橋などは無く,宇高連絡船で岡山に向かいました.
モダンな高松駅舎(左).夜景が美しいシンボルタワー周辺(右).
5-6番線の車止.コマイヌと砂利盛りの2段構え.さらに奥にはコンクリート制走堤という頑丈な造り.
坂出から乗車してきた快速の7200系7215と,8600系8602の「いしづち」.
「いしづち」の松山側は8752.[四マツ]E12編成.塗装と曲線的なデザインで,独特の造形が結構好きですね.
さらにホームを進むと,先ほどの7215のお相手は7000系7108という変則編成でした.
5000系M1編成「快速マリンライナー」が出発待ち.昆虫的な面構えか.
ダブルデッカーグリーン車のようなクハ.なんとなく忍者にも見えてしまいます.
こちらは反対側の5000系.JR西の223系そのもの.
2702「うずしお」を観察していると,ナント「四国まんなか 千年ものがたり」のキロ185系が入線してきました.3号車 キロ185-1003は,赤というより朱漆蒔絵風でゴージャス.
運転台付近と車内の様子.椅子が豪華!
松山側の1号車 キロ185-1001は緑.中間車のキロ186-1002は白.
「千年ものがたり」が折り返したあと,「うずしお」を改めて観察.これは2702の相棒2752.
5000系と2700系の連結面が珍しかったので,ホームからのショット.
今度は「いしづち27号」の8000系がやってきました.山形新幹線の400系ににてますかね.
正面から見ると,やはり独特の面構え.
今度はローカルの6000系トップナンバーがやってきました.
20:50頃ですが,このような忙しい並び.かつての上野駅みたい.
ゴミ箱やリサイクルボックス二もアンパンマンが大活躍.
琴電高松築港
桟橋へ行くついでに琴電・高松築港駅にもお邪魔してみました.日曜の夜でしたが,結構乗客が集まってましたね.
琴電高松駅の本屋.というよりイベント会場の入口のように見えてしまうんですが.
ようやく出会えた京急1000系復活塗装の1080形.白帯に「ことでん」標記があるものの,まさに1000系そのもの!この駅も入場券がないので,駅外からの撮影で,手すりが写ってしまい残念です.
そうこうするうちに,長尾線塗装の1215(旧京急デハ724)が出発.
サンライズ瀬戸まで
高松築港駅の撮影を終え,すぐそばのフェリー桟橋へ向かってみました.
1975年の国土地理院航空写真(上)と現在のgoogle map(下)の比較.桟橋に伸びていた線路は無く,ホテルなどが立ち並んでいます.
かつての宇高航路の桟橋は,近郊フェリーの発着所となっていました.
高松駅の待合所の柱に設置されている瀬戸大橋線時刻表.「寝台特急 サンライズ瀬戸」が目立っています.
撮影でホームや駅近辺を歩きまわり,さすがに疲れたので,駅のコンビニで酒と肴を用意してちょっとイッパイです.高松駅改札口の横からエスカレータで昇ると,程よいラウンジ風スペースがあります.ホームを見ながら至福の一時を過ごすのに実に良い場所でした.一晩中,観察しても飽きそうにありません.
6)サンライズ に続く