小田急・愛甲石田駅でホームドアの実証試験が9月24日から始まりました.上りホームの小田原方3両分のスペースに,高見沢サイバネティックス社製の水平3連バー昇降式のものが設置されています.東急・つきみ野駅に設置されていた日本信号製のものに比べると,バーが太く少数で,間隔が大きな構成です.

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下りホームから見た設置の様子.この日はまだ稼働しておらず,バーが中央でテープで巻かれていました(9/18).

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小田原寄りの最後部は,昇降機部分と車掌操作盤が一体となっており,大きめの機器構成です.

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8両編成用にホームドアの途中に設けられた操作盤.

乗車ホーム側からはこのような感じでした.

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車内から見た昇降機の裏側の様子.上昇アームの中をバーがチェーンで駆動される方式でしょうか.イマイチよく見えなかったです.光電センサの穴と思しき楕円スリットが並んでいます.

 

 

9/27現在の動作の様子です(100秒).

見ていた限りでは,ホームドアの開閉確認に時間がかかり,このままではラッシュ時に遅延の原因になりそうです.慎重な確認は良しとするも,東急のようにもう少し自動開閉の方策を検討する余地がありそうですね.

本稿終わり