黒松内駅

 1968(S.43)年まで寿都鉄道の分岐駅でしたが,現在は交換駅としてホームと跨線橋が設置されています.

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車寄せがスキー場のリフト乗場か休憩ヒュッテを思わせる黒松内駅.

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駅内部の待合設備がきれいなのに,列車は長万部方面5本/日,倶知安方面4本/日と超閑散ダイヤ.13:45頃に上下の列車交換があります.

駅名板と跨線橋の様子です.でも跨線橋は現在の列車密度では不要でしょう.

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左奥の切欠きホーム跡らしき部分が,寿都鉄道のホームだったんでしょうか?

鉄板蓋式の踏切やレンガの油庫など,往年の駅必須アイテムも健在です.レンガはイギリス積みですが,アーチ部分の構造が凝ってました.

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先を急いだので,熱郛駅からは道央道でショートカットし,国縫からR5に復帰しました.

国縫駅

 道央道の国縫ICから降りてすぐですが,R5へのアプローチがグルグルと回り込んでいて分かりにくいです.

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いかにも安普請かつくたびれた感じの駅舎で,かつての瀬棚線分岐駅の重みは感じられませんでした.

函館方(左)と長万部方(右)のホームの様子.この駅も長大な待避線があります.跨線橋右側が瀬棚線ホームのはずですが,’87年3月に廃止されており,30年前の痕跡はありませんでした.

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噴火湾沿いのR5にはところどころ線路横に休憩スペースが設けられ,列車を撮影するのによい場所です.駒ケ岳をバックにDC特急/貨物でも取れれば嬉しかったのですが,地震で運休ではどうしようもありません.

八雲駅

 市街地でR5も2車線となりますが,駅へのアプローチが分かりづらく通り過ぎてしまい,後戻りを強いられました.

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平屋で緩い勾配の屋根の八雲駅本屋.

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ここでもホワイトボードで運休のお知らせのみ.案内板の緑字「調整中」が悲しい.

駅構内の様子とモーターカーのクローズアップ.

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函館方にいたDF200-108[五]+?の重連.ホントだったらコンテナ貨物で活躍する様子を撮りたかったんですがねぇ.

森駅

 デパートの物産展のイメージもあり「森駅=イカ飯」でしょうね.小ぶりのイカで味が染みており,レトルトパック物の大イカとは一線を画している駅弁です.ホームでの販売は夏期のみということで,物産展名物/ネット商品と化してしまいましたね.

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森駅駅本屋.ピザショップ併設なので,コンビニか食堂みたいに見えます.

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出札口に職員さんはいるものの,ここも運休のボードが出ており,時刻表も消灯していました.

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特急停車駅だけに立派なホームです.奥にはローカル用のキハ40が2両留置中.

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キハ40のクローズアップ.北海道用耐寒100番台のワンマン化700番台車.835と802[函ハコ]が仲良く留まってました.

東森駅

 砂原線沿いの最初の駅ですが,ローカル私鉄の駅のようで,路地にうずもれた感があります.

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避難小屋か防災倉庫にしか見えない東森駅.アクセス道路も路地風で,この先に駅があるのか不安な雰囲気.

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棒線構造だが踏切も備えた長いホームが,場違いに立派.ここも1日あたり上下7本の列車のみ停車.

大沼駅

 その昔,急行「ニセコ」で下車して,遊覧船にも乗ったこともあるようなのですが,本人の記憶からは完全にスッポ抜けていいます.

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広大な駅前広場(駐車場?)を持つ大沼公園駅.目的地の函館北斗駅も近くなり,隣のコンビニで休憩しました.

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何とも素っ気ない駅改札口でした.

ホームの向こう側には保線モーターカー(514)とラモ(527)が留置されていました.

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駒ケ岳の見える駅構内の様子です.

 こののち,函館北斗駅から新幹線で帰ってきましたが,さすがに新幹線は前日午後には復旧しており,地震の影響などどこ吹く風でした.結局,「慌てる乞食はもらいが少ない」/「人間万事塞翁が馬」ということで,今回の天災合宿訓練で得られた最大の教訓は「余裕が大事」ということでしょうか.

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帰路「はやぶさ32号」グランクラスで出た和食です.ようやっと落ち着いて食事を楽しめました.

本稿終わり