本業に追われ,前回アップから何もできずに2か月過ぎてしまいましたが,福島出張の合間のショートレポートです.
福島駅に到着し,お決まりの分離シーンを見物しましが,この合間にホーム中線を高速で通過してゆく新幹線のド迫力に圧倒されました.こののち在来線ホームを観察.
福島駅での「こまち+はやて9号」の追抜き(12秒).

5番線には719系5000番台トップナンバーのY-1編成がいました.2年前の山形駅のブログでも登場しています.右奥は切欠きホーム6番線に停車中のY-12編成.東北本線は721系1000番台に置換が進んでいるようですが,こちらは標準軌ゆえ,当面安泰でしょうか.
駅端から構内を観察すると,長大なホームがさすがに昔日の大駅の貫禄を思わせます.新幹線以前は交通の要衝としてにぎやかだったのでしょうね.
せっかくなので柱の古レールに何か歴史的な痕跡はないかと観察してみると・・・・.ありました,ありました,ロールマークが.ただ,永年の塗装の厚化粧で現場では判別困難!あとで画像処理で何とかしようということで,とりあえず撮影.

画像処理で浮き上がってきたものは,なんと日本鉄道・福島駅開業(1987年)のころのレールです.ドイツ.ウニオン(UNION)社,ドルトムント(D),1886年製,日本鉄道株式会社(NTK)が読めました.※柱の写真を水平にしています.

1番線仙台寄りから構内を望む.通過/待避線とともに真直ぐに気持ちよく伸びた長大なホーム.google mapで測ってみると430mぐらいありましたので,15両の客レ+機関車2両でも余裕で停車可能です.
古レールに関して,下記のサイトを参考にさせていただきました.http://www.geocities.jp/fukadasoft/bridges/rails/marks/index.html(おわり)