瀬野八の合間に広電もと思い撮影に赴きましたが,市内と宮島口までのインターアーバンを含めて9系統もあり,短時間での取材はナントモ中途半端に終わってしまいました.
広島駅前
両渡りのポイントが切り替わる動画です(2秒).
千田車庫
千田車庫は広電本社前の電停にありますが,庫内の撮影が可能とのネット情報を得て訪問してみました.受付で尋ねると,公開は10月いっぱいで終了し,現在は立入禁止になったということで,1週間の差で庫内の取材はできませんでした.残念!

西鉄由来の3連接3000形304号車('80年/広電,'62年/日立).Zパンやビューゲル院比べてパンタのリーチが低いので,櫓で高さを稼ぐ独特の方法.奥は,宮島線用の350形351('58/ナニワ).ナント筆者と同年!
十日市町停留所
T字型に路線分岐しており,広島方面からは左右どちらにも曲がれるY字分岐となっています.函館市電で紹介したトロリースイッチも架線についていましたが,これとはお構いなしに切り替わっているようでした.おそらくは無線/TVカメラ認識/PCによる設定などのハイテクが使われているのでしょう.

804の6系統が江波方面から曲がってきたところ.右からは横川駅方面からの電車も進入します.ポイントはスプリングポイントですが,復帰するタイプではなくフランジによる転換方向を維持するトグルタイプでした.
上の宮島口行が通過後,横川行に向けてポイントが切り替わる動画です(18秒).
車両
広電車両は出自が色々で面白いのですが,元京都市電の1900形が多く見かけられ,それぞれ愛称が付けられていました.塗色とともに昔乗った京都市電をそのものでした.奥が深い広電,この次はじっくりと取材してみたいものです.
(本稿終わり)