本業に追われ,前回アップから何もできずに2か月過ぎてしまいましたが,福島出張の合間のショートレポートです.

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今回お世話になった「つばさ8号」E3-2000+「やまびこ8号」E2.新幹線同士の連結面は物珍しいらしく,外国人を含めて撮影する人がひっきりなしでした.東京駅.

 福島駅に到着し,お決まりの分離シーンを見物しましが,この合間にホーム中線を高速で通過してゆく新幹線のド迫力に圧倒されました.こののち在来線ホームを観察.

福島駅での「こまち+はやて9号」の追抜き(12秒).

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福島駅の在来線ホームの案内板.ホーム左が標準軌の奥羽線(山形線)で,右側は東北線の下りホーム.6番線は先の方で,切欠きホームになっています.

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4番線に停車中だった3573M,仙台行シティラビット3号,721系1000番台のP4-1編成.デビュー半年ほどなので,まだピカピカ.

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5番線には719系5000番台トップナンバーのY-1編成がいました.2年前の山形駅のブログでも登場しています.右奥は切欠きホーム6番線に停車中のY-12編成.東北本線は721系1000番台に置換が進んでいるようですが,こちらは標準軌ゆえ,当面安泰でしょうか.

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切欠6番線のコンクリ制走堤.レール幅がやはり広いです.右奥の留置線にも,同様の制走堤が並びます.

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こちらは留置中の701系F2-19編成.

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奥羽本線の0キロポストは,5番線中ほどに設置されていました.

 駅端から構内を観察すると,長大なホームがさすがに昔日の大駅の貫禄を思わせます.新幹線以前は交通の要衝としてにぎやかだったのでしょうね.

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2-3番線は詰所がある長大なホーム.東北本線の273kmポストが設置されています.485系や客レ,寝台急行などが発着する様子を彷彿とさせます.左奥に阿武隈急行の8100系が停車中.

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石垣の低いホーム(左)と扛上コンクリホーム(右)のつなぎ目部分.ホーム頭は古レール製.

 せっかくなので柱の古レールに何か歴史的な痕跡はないかと観察してみると・・・・.ありました,ありました,ロールマークが.ただ,永年の塗装の厚化粧で現場では判別困難!あとで画像処理で何とかしようということで,とりあえず撮影.

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画像処理で浮き上がってきたものは,なんと日本鉄道・福島駅開業(1987年)のころのレールです.ドイツ.ウニオン(UNION)社,ドルトムント(D),1886年製,日本鉄道株式会社(NTK)が読めました.※柱の写真を水平にしています.

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こちらは1番線の仙台寄りにある,阿武隈急行と福島交通への乗換口.

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停車中の槻木行,A-3編成.梁川車両基地に行ってみたかったのですが,何せ閑散ダイヤで往復すると2時間以上かかってしまうので,今回は断念.

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1番線仙台寄りから構内を望む.通過/待避線とともに真直ぐに気持ちよく伸びた長大なホーム.google mapで測ってみると430mぐらいありましたので,15両の客レ+機関車2両でも余裕で停車可能です.

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駅郊外の駐車場から撮影した福島電鉄のRawie車止.7年ぶりでしたが,健在でした.

古レールに関して,下記のサイトを参考にさせていただきました.http://www.geocities.jp/fukadasoft/bridges/rails/marks/index.html
(おわり)